- シミやしわが気になっているけど、美容皮膚科は敷居が高くて行きにくい…
- 美容皮膚科クリニックや美容の機械がたくさんありすぎて、どこに相談して何をしたらよいかわからない…
- 肌にいいことをしたいけど、自分にどんな治療があっているかわからない…
- もう手遅れだと思って肌を綺麗にすることは諦めている…
このようなご不安やお悩みを抱えていらっしゃる方は大勢いらっしゃると思います。
当院では、院長が長年さまざまなクリニックで美容治療の経験を重ね、数多くの治療法や美容機器に触れてきた中で、治療効果と安全性を重視して患者様に自信をもって提供できるものをご案内しております。
どの治療が適しているかは、患者様一人ひとりの肌状態、年齢、性別、生活習慣などによって変わってきます。
院長が患者様の肌をしっかり診察しお話を伺った上で、治療方法を提案させていただきますので、安心してご相談いただければと思います。
VISIA 肌診断
当院では、患者様の肌の状態を正確に把握し、適切に評価しながら治療を進めていくため、米国CANFIEL社製の皮膚画像解析装置VISIA Evolutionを導入しております。 VISIAでは、カラー写真とUV写真の撮影により、以下の解析を行うことができます。
また、現在の肌の状態だけでなく、将来の肌の状態を予測する老化シュレーションを行うこともできます。
当院では、ただ漠然と美容治療を行うのではなく、治療前後の肌の状態を画像診断機で客観的に評価しながら、より適切な治療を提供すべきだと考えています。
表面から肌を診察しても、肌内部の状態までは把握できません。皮膚に存在するメラノサイト(シミを作り出す細胞)の活動性については実際に治療を行なってみないとわからないため、都度肌の状態を評価することがとても大切です。
特に、肝斑は治療によって悪化してしまうこともあれば、過度な治療で白抜け(色素脱失)してしまうこともあるため、画像による評価を行いながら治療していくことが必須と考えています。
シミや赤ら顔、肌質改善を目的とした美容治療の初回時にはVISIAで写真撮影を行います。基本的には毎回施術前にVISIAの撮影を行います。撮影費はかかりません。
VISIAでの解析結果をもとに治療効果を評価し、治療法を決定していきます。
- ハイフ、ボトックス、脱毛、ピーリング、シミのスポット照射、イボ治療ではVISIAの撮影は行なっていません。肌診断のご希望があれば、肌診断カウンセリングでご予約ください。また、撮影は自費カウンセリングの初診時ではなく、美容治療の初回時となりますのでご注意ください。
- ジェネシス・メソポレーションによる治療では、3回に1度撮影を行います。
- VISIAでの解析結果についての詳しい説明を希望の場合には、肌診断カウンセリングをご予約ください。
お悩み
シミ
シミは、皮膚の内部で作られるメラニンという色素が沈着したものです。紫外線などによる刺激を受けると、皮膚は細胞を守ろうとしてメラニンを産生します。メラニンは皮膚の表面で紫外線を吸収し、ダメージが皮膚の内部に届かないようにブロックする働きがあります。また、活性酸素や炎症によってもメラニンは増加します。通常は、皮膚のターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)とともに自然に排泄されますが、加齢などでターンオーバーが乱れたり、過剰にメラニンが産生されたりするとメラニンが蓄積してシミとなります。
シミの種類はさまざまで、「老人性色素斑/日光黒子」、「そばかす(雀卵斑)」、「肝斑」、「ADM(後天性メラノサイトーシス)」「炎症後色素沈着」などが挙げられます。皮膚表面が盛り上がってくる「脂漏性角化症」をシミだと思って受診される方もいらっしゃいます。
シミの種類によって治療法は異なります。患者様一人ひとりの肌状態と生活習慣を考慮して、治療方針をご提案させていただきます。
治療
老人性色素斑/日光黒子
- ○
- ピーリング
- ○
- 点滴
- ○
- 外用(ハイドロキノン、トレチノイン)
- ○
- 内服
肝斑
肝斑とは、両側の頬を中心にできる薄茶色のシミ(色素班)のことです。妊娠・出産をきっかけにできることや、ピルの服用で悪化すること、閉経後に軽快することなどから、ホルモンバランスの乱れによって生じると考えられており、30〜40歳代の女性に好発します。また紫外線を浴びたり、洗顔時やメイク時に擦るなどの物理的刺激が加わることによって悪化します。
肝斑はさまざまな刺激が原因となって悪化するため、人によってはレーザー治療や光治療を行うと、それが刺激となって肝斑が濃くなってしまうことがあります。
シミでお悩みの方は肝斑を合併していることが多いため、しっかりと肌の状態を診察し、画像診断による評価も行いがら治療方針を決めていきます。
治療
- ◎
- 内服(トラネキサム酸)
- ◎
- 外用(ハイドロキノン、トレチノイン)
- ◎
- メソポレーション(エレクトロポレーション)
- ○
- ピコトーニング
- ○
- ジェネシス
- ○
- ピーリング
- ○
- 注射・点滴
※ 症状によって適応が異なるため、診察の上適切な治療をご案内させていただきます。
くすみ
くすみ(くすみ肌)とは、顔全体が本来の明るさよりも暗く見える状態のことです。肌の透明感や明るさ、ツヤが低下することによって、肌がくすんで見える状態を指します。原因としては、乾燥や血行不良、紫外線などの刺激によるメラニンの沈着、肌のターンオーバーの乱れによる角質の蓄積などが原因となります。
治療
- ◎
- ピーリング
- ◎
- メソポレーション(エレクトロポレーション)
- ◎
- ジェネシス
- ○
- ピコトーニング
- ○
- 注射・点滴
美白
透明感があり、明るくツヤとハリのある状態が美白と呼ばれる肌です。メラニンの過剰な生成を防ぎ、ターンオーバーを整えることで美白に導きます。メラニンの生成抑制には、高濃度ビタミンC点滴や白玉点滴、メソポレーションによる有効成分の導入が効果的です。また、ターンオーバーを整えてメラニンを排泄するピーリングの併用もお勧めです。トラネキサム酸の内服や、トラネキサム酸配合ローション(ホワイトローション)の外用も効果があります。
治療
- ◎
- メソポレーション(エレクトロポレーション)
- ◎
- ピーリング
- ◎
- 注射・点滴
- ○
- 内服
- ○
- 外用(ホワイトローション)
美肌・キメ・ハリ・肌老化対策
美肌とは、健康的な肌のことで、「潤い」「滑らかさ」「ハリ」「弾力」「血色」「ツヤ」が整っている状態を指します。これらは肌の老化によって失われてしまいます。美肌を保つためには、日々のスキンケアがとても大切です。当院ではスキンケア指導や基礎化粧品のアドバイスも行っております。また、肌老化の主な原因は紫外線によるものです。塗る日焼け止めはもちろんのこと、飲む日焼け止めを併用して徹底したUV対策を行いましょう。また、美肌を取り戻すためには、ジェネシスやピーリングによって乱れてしまった肌のターンオーバーを正常化させること、ジェネシスやマッサージピール、ピコフラクショナル、HIFUによって肌のキメやハリのもととなるコラーゲンやエラスチンなどを作り出す細胞を活性化させること、メソポレーションによってヒアルロン酸やビタミンCなどを直接的に補うこと、高濃度ビタミンC点滴や白玉点滴によって有効成分を体内に取り入れることなどの治療が有効です。
治療
赤ら顔・酒さ
肌の赤みの原因として、毛細血管拡張、酒さ(しゅさ)、脂漏性皮膚炎、血管腫、ニキビ・ニキビ痕(ニキビ跡)などが挙げられます。なかでも顔の赤みと火照り、ヒリヒリした刺激感を伴う「酒さ」は、発症の原因はまだよくわかっていませんが、気温の寒暖差、紫外線、乾燥、過剰な飲酒、カフェインや香辛料など刺激物の摂取、精神的な緊張、喫煙習慣などが影響していると考えられています。酒さは2022年に保険適用になったロゼックスゲルが有効ですが、治療が困難な場合には、イベルメクチンクリームの外用や、メソポレーション、IPL光治療、ジェネシスなども効果が期待できます。毛細血管拡張や血管腫には、光治療によるポイント照射が有効です。
治療
- ◎
- メソポレーション(エレクトロポレーション)
- ◎
- 外用
- ◎
- IPL光治療
- ◎
- ジェネシス
- ☆
- ルビーフラクショナル
毛穴
毛穴のお悩みには、「毛穴の黒ずみが目立つ」「詰まった角栓を取りたい」「開いた毛穴を目立たなくさせたい」などさまざまなものがあります。皮脂の分泌が過剰だったり、ターンオーバーの乱れによって古い角質が蓄積していたり、乾燥や加齢で皮膚がたるみ毛穴が広がっていたりと原因も異なるため、毛穴の症状にあった治療を選択する必要があります。
治療
- ◎
- ピコフラクショナル
- ◎
- ジェネシス
- ◎
- メソポレーション(エレクトロポレーション)
- ◎
- ピーリング
- ○
- IPL光治療
- ○
- HIFU
- ○
- ボトックス
- ○
- 外用(トレチノイン)
たるみ
たるみは、①紫外線の影響や加齢により、コラーゲンやエラスチンが減少して皮膚の弾力が失われること、②皮下組織(皮下脂肪)で脂肪が蓄積され、重力に逆らえなくなることで垂れ下がること、③加齢によって皮膚全体を支えている骨が萎縮し、筋肉量も減少することで脂肪の下垂が起きること、特にSMAS筋膜と呼ばれる肌の土台となる部分が衰えることで、皮膚や皮下組織を支えきれなくなることによって生じます。 たるみの原因や、顔のバランス、骨・筋肉・皮下脂肪の状態の評価を行った上で治療法を選択することが大切です。
治療
- ◎
- HIFU
- ◎
- ヒアルロン酸注入
- ○
- メソポレーション(エレクトロポレーション)
※ 当院では行っておりません。肌状態を評価し、必要に応じて他院をご紹介させていただきます。
ボリュームダウン・ダイエット
エラが張り出している方にボトックス注射を行うと、エラの筋肉を萎縮させることでフェイスラインがスッキリするため、小顔効果が得られます。また、ふくらはぎの筋肉にもボトックス注射を行うことで、脚痩せ効果が期待できます。ヒールを履いて歩いたり、激しい運動をしたりすることによって、ふくらはぎの筋肉が張り出してしまっている場合には良い適応です。
HIFU(ウルトラセル ジィーのリニアモード)によって脂肪を溶解させ、ボリュームダウンを行うことも可能です。
代謝をアップして痩身効果を得たい方、食欲を抑制して体重減少をしたい方は、注射や内服薬のご案内が可能です。
治療
しわ
しわは、紫外線によるダメージ(光老化)や肌の乾燥、加齢、繰り返される表情筋の動き(表情のクセ)によって形成されます。紫外線や加齢によりコラーゲンやエラスチンが減少すると、皮膚の弾力が失われてしわができやすくなります。また、乾燥した肌は、弾力やハリが低下してしわができやすいだけでなく、ターンオーバーも乱れてしまうのでよりしわを生じやすくなります。
小じわ(細かいしわ)や乾燥によるしわは、メソポレーションでヒアルロン酸などの有効成分を補充したり、マッサーピール、HIFU、ピコフラクショナル、ジェネシスなどでコラーゲンやエラスチンの生成を促したりすることで改善と予防ができます。
また、笑ったり怒ったりするなど表情を作った時にできるしわは、肌の弾力によってすぐに元に戻っていたものが、紫外線や加齢の影響で弾力が失われると、しわが深くなっていきます。さらに、同じ場所にしわが寄ることが繰り返されると、表情を作らない時にもしわが残って定着してしまいます(刻まれじわ)。表情筋の動きによるしわは、ボトックス注射で筋肉の動きを弱めることでしわができるのを抑えることに加え、将来的に刻まれじわが形成されるのを予防することができます。また、すでにできてしまった刻まれじわを改善させたい場合には、ヒアルロン酸などの注入が有効です。
治療
※ 当院では行っておりません。肌状態を評価し、必要に応じて他院をご紹介させていただきます。
イボ・ほくろ
イボと呼ばれるものの中には、脂漏性角化症(老人性疣贅)、軟性線維腫(スキンタッグ/アクロコルドン)、青年性扁平疣贅、汗菅腫、エクリン汗嚢腫、尋常性疣贅、水イボ、尖形コンジローマ、その他皮膚腫瘍などがあります。
脂漏性角化症は、紫外線の影響や肌老化が原因とされ、お年寄りの方にはほぼ全員に認められます。日光露光部によく認められますが、日に当たらない部分にも発生します。人にうつることはありませんが、整容的に治療を希望される方が多くいらっしゃいます。液体窒素による凍結療法(保険治療)や、CO2レーザー(自費治療)が可能です。大きさや場所、個数、治療回数、費用などによって治療法をご選択いただけます。
軟性線維腫は、首や脇など摩擦をうけやすい部分に多くできるイボで、肌老化が原因と考えられています。形状に応じて、剪刀(医療用のハサミ)で切除(保険適応)したり、CO2レーザー(自費治療)で摘除したりします。液体窒素による凍結療法(保険適応)でも治療は可能ですが、場所によっては色素沈着のリスクが高くなるためあまりお勧めしておりません。
また、イボが顔面、首、胸、お腹などに多発する方もいらっしゃいます。当院では一定範囲内の多発イボをCO2レーザーでまとめて除去することも可能ですので、お悩みの方は一度ご相談ください。
一方、ほくろは色素性母斑または単純黒子と呼ばれるもので、メラノサイト(メラニン色素を作る細胞)が変化した母斑細胞が集まってできたものです。ほくろとよく似たできものに、悪性黒色腫(メラノーマ)や基底細胞癌という皮膚癌があります。ほくろが急に大きくなったり、形がいびつだったり、出血したりする症状があれば一度ご受診ください。
ほくろの除去は、悪性が疑われる場合などは保険適用になりますので、診察の上ご案内させていただきます。
ほくろのサイズや形状によって、レーザー治療(CO2レーザー)、手術のどちらかを選択します。
治療
- ◎
- CO2レーザー
- ○
- 液体窒素(保険治療)
- ○
- 手術(保険治療)
肌診断カウンセリング
- Dr 説明
- 5,000円(税込5,500円)
VISIAでの解析結果を詳しく説明させていただきます。
肌年齢診断や老化シュミレーションもご覧いただけます。
シミの解析
カラー画像で、色・大きさ・形など、肌表面の色素沈着を解析します。肉眼では分かりづらい薄いシミや肝斑、そばかすも分析できます。
隠れジミ(シミの予備群)の解析
まだ肌表面には表れていない潜在的なシミ(シミの予備群)をUV画像で把握することができます。
しわの解析
カラー画像で、細い線形で周辺の皮膚の色より暗い部分をしわと判別し、その本数や位置などを分析します。
毛穴の解析
周辺部位より凹んでいて陰影がある特徴を元に、毛穴の数や形、大きさを捉えることができます。
キメ(肌の凹凸)の解析
一定範囲内の色を解析し、凹凸を判別します。皮膚表面のなめらかさやキメの細やかさを解析します。
色ムラ(赤ら顔・ニキビ・色素沈着)の解析
皮膚の色を構成しているメラニンやヘモグロビンを、それぞれ分離して画像化・解析します。
ポルフィリン(ニキビの原因となるアクネ菌の代謝産物)の解析
UV画像により、皮膚表面におけるポルフィリンの量を測定することで、ニキビができやすい肌質かどうかを把握できます。
まつ毛の解析
まつ毛の長さとボリュームを解析し、平均値と比較した5段階評価が行えます。
肌年齢
VISIAでは全体で10万人以上(うち、日本人1万人以上)に及ぶ豊富な測定結果をデータベース化しています。同世代の平均値と解析結果を比較して、現在の肌年齢を診断します。
老化シュミレーション
解析結果から、治療を行わなかった場合の将来の肌の状態を予測します。
お悩みと症状別治療 一覧表
横にスクロールしてご覧ください。
治療と 症状一覧 |
治療 | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スポット (ピコ・ルビー) |
トーニング (ピコ) |
フラクショナル (ピコ) |
ジェネシス (ピコ) |
エレクトロボレーション (メソナJ) |
IPL光治療 | HIFU | CO2レーザー | ボトックス | ピーリング | 注射・点滴 | 内服 | 外用 | |||
症状 | シミ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | HQ ・トレチノイン | 〇 | ||||
肝斑 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | HQ ・トレチノイン | ◎ | |||||||
くすみ | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ステムトーナー | 〇 | |||||||
美白 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | ホワイトローション | 〇 | |||||||||
美肌・キメ・ハリ・肌老化対策 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | エンビロン/ ジャンマリーニ |
◎ | ||||
赤ら顔・酒さ | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ロゼックス イベルメクチン |
◎ | ||||||||
ニキビ | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | 保険・AZA | ◎ | |||||||
ニキビ痕 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | トレチノイン | 〇 | ||||||||
毛穴 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | トレチノイン | 〇 | ||||||
たるみ | ◎ | ||||||||||||||
ボリュームダウン・ ダイエット |
◎ | ◎ (エラ・ふくらはぎ) |
◎ (代謝アップ・食欲抑制) |
◎ (食欲抑制) |
|||||||||||
しわ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | |||||||||
イボ・ほくろ | ◎ | ||||||||||||||
脱毛 | 〇 | 〇 | |||||||||||||
AGA・女性の薄毛 | ◎ | ◎ | ミノキシジル | ◎ |
※1 症状によって適応が異なるため、診察の上適切な治療をご案内させていただきます。
※2 年齢や症状によって適応が異なるため、診察の上適切な治療をご案内させていただきます。